MINERVA Ⅸ / Exhibition of Minerva 2014

会期:2014年3月12日(水)〜3月16日(日)
会場:兵庫県立美術館(兵庫)

神戸港より女神(ミネルヴァ)たちの創造をのせて出港!

2005年より古今の女性芸術家に光を当てた書籍、そして展覧会の2本柱で構成してきたプロジェクト・ミネルヴァ事業。9回目となるこの度は、関西の国際港として知られる神戸での開催となりました。

会場となったのは、阪神大震災復興のシンボルとして建てられた兵庫県立美術館。ミネルヴァ展で初めて公立美術館における開催の会場となった本館は、日本を代表する建築家、安藤忠雄氏の設計による建築物です。

展覧会場では、女性特有の繊細で鋭敏な感受性により創出された現代精鋭女性芸術家たちの秀作が全国各地より神戸に集結し、それぞれのスタイルを象徴するような色とりどりの美の競演となりました。

兵庫県立美術館は関西を代表する文化施設の一つということもあり、展覧会にはオープン初日から連日、多くの来場者がありました。

3月15日には開催記念イベントとして、一般社団法人アートのある暮らし協会プロデュースによるトークショーを開催。特別ゲストに神戸ゆかりのアートアドバイザー・奥村くみ氏と女優・朝丘雪路氏を迎え「アートライフ×STYLE」をテーマに行ないました。奥村氏にはアートライフの魅力や普及する意義を伺い、朝丘氏には宝塚歌劇団時代の思い出や父である日本画家・伊東深水氏と過ごしたアートライフにまつわるお話を語っていただきました。
また同日午後からは船上クルーズ・レセプションを実施。神戸メリケンパークから「ルミナス神戸2」に乗船し、明石海峡大橋までの往復2時間の船旅を楽しみました。レセプション・パーティーには再度、朝丘氏にもご参加いただき、女性芸術家の皆様と親睦を深めていただく貴重な機会となりました。

ご乗船の皆様には、著名なご来賓とともにトワイライトの大阪湾や明石海峡大橋を一望できる贅沢なクルーズをご満足いただくことが出来ました。

大盛況のうちに終了した本展の勢いを借りて、ミネルヴァは来年の10周年へ向け、出港いたします。


併設展:「歴史を彩る女性芸術家たち 特別出展:三岸節子、与謝野晶子 他」
      「ミネルヴァたちのSTYLE」
トークショー:「アートライフ×STYLE」
レセプション会場:レストランシップ「ルミナス神戸2」
来賓:朝丘雪路(女優)
    奥村くみ(アートアドバイザー)