Creative Travel to Japan
日本へのクリエイティブな旅展 2018

会期:2018年10月15日(月)~10月19日(金)
会場:国際連合教育科学文化機関UNESCO パリ本部・フランス
  (セギュールホール、パペルデュホール)
主 催:日本へのクリエイティブな旅展実行委員会、国際交流基金    
共 催:ユネスコ日本政府代表部
協 力:福島県、埼玉県、沖縄県、関西観光本部、池坊華道会、裏千家今日庵
   

ジャポニスム2018の公式企画として
ユネスコ・パリ本部で日本の地方の食文化を紹介

3回目となる2018年のテーマは、「日本のガストロノミー -地方の食文化を中心として―」。ジャポニスム2018の公式企画に認定され「日本の食と文化を考える」シリーズの一つとして開催されました。

会場となったユネスコ・パリ本部(フランス)では、ユネスコ無形文化遺産(2013年)に認定された「和食:日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」と「地方」に焦点を当て、福島県・埼玉県・沖縄県の食に代表される豊かな文化や新たな旅の魅力を提案。日本文化を多角的に紹介しました。

また、併載事業として、日・EU/EPAで保護される日本のGI産品のプレゼンテーションや、来場者を名産地の日本茶でもてなす「ユネスコ茶会」を開催。日本の伝統文化に息づく和食の要素―自然の美しさの表現や四季―が体感できる茶道やいけばなを披露したほか、万博2025の決選投票を目前に、大阪・関西地方の魅力を「食」を通じて世界の代表にアピールしました。

ユネスコ無形文化遺産「和食;日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」をパネルやレプリカで紹介
食を通じて関西・大阪の歴史、文化、創造性をアピール。ダシ文化を紹介する鰹節けずりの実演に来場者も興味津々
裏千家パリ支部の監修の下再現された一坪茶室と野点。茶室には熊本県産い草の上質な畳が設えられました
福島県の伝統的工芸品「起き上がりこぼし」のワークショップは、順番待ちの列ができるほどの人気
埼玉県の名産品「狭山茶」をレクチャー。日本でも貴重なお茶が来場者にふるまわれました
沖縄県を代表する蒸留酒「泡盛」の豊富なラインナップの中から泡盛の女王が個別にセレクト
日・EU/EPAで保護される日本のGI48産品のうち、5つの産品を紹介。写真は熊本県産い草
イサム・ノグチ設計のユネスコ日本庭園にて茶会を開催。裏千家パリ支部の呈茶や日本5産地の銘茶を楽しんでいただいた
呈茶席にて。右よりイラン大使、ブラジル大使、山田大使、中国大使、オードレ・アズレ ユネスコ事務局長