永遠の朋友展2018
〜台湾・日本をつなぐ芸術の絆〜

会期:2018年10月8日(月)~10月17日(水)
時間:9:00~18:00
会場:中正紀念堂(台湾)
主催:永遠の朋友展実行委員会
運営:株式会社クオリアート

台湾の國立施設、中正紀念堂に
日本と台湾のアーティストの傑作が集結!

日本と台湾にはこれまで、天災に見舞われても互いを助け合ってきた歴史があります。その友好的な関係を、芸術によってさらに絆を強くしようと、台湾にて美術展覧会を開催しました。

連日多くの人々が会場を訪れました
日台合同でのオープニング・セレモニーの様子
左より書道家の林旺錢先生、永遠の朋友展実行委員会委員長・櫛田、洋画家の李力先生、書道家の黄明勝先生、中國書法学会理事長である葉國華先生
日台アーティスト合同での記念撮影
台湾メディアより取材を受ける様子
本展の模様は様々な台湾メディアで紹介された
https://www.youtube.com/watch?v=j7G6HapwBSA
会場となったのは、中華民国初代総統、蒋介石の本名である「中正」を冠した台湾を代表するランドマーク・國立中正紀念堂。

「本展は2014年の東日本大震災の復興を祈念して始まり、今日も窮地を助け合う日本と台湾の関係を、芸術によってより深めたい」とする永遠の朋友展実行委員会委員長・櫛田の挨拶からオープニング・セレモニーがスタートしました。

本展に多大なるご協力をいただいた台湾アーティストの李力先生自ら、台湾の伝統的な楽曲を笛で演奏し、同展に出展する日本人アーティストの方々を出迎えてくださったり、台湾アーティストの李力先生から挨拶とともに自身が描いたひまわりの作品を友好の証として拝受。ご来賓の中國書法学会理事長の葉國華先生からも「福壽康寧」と書いた書作品をいただくなど、来賓の皆様の心尽くしのもてなしに、会場には終始友好ムードが漂っていました。
白亜の壁と天井が美しい展覧会場には、日本23点、洋画60点、工芸61点、写真5点、書道15点、台湾アーティストの作品71点の全235点が展示され、来賓の皆様はもちろんのこと内外より訪れた鑑賞者を魅了。日本と台湾の表現の多様さは、欧米の人々たちにも感動を与えている様子で、会期中多くの来場者を記録しました。

会期中には、世界4大博物館の一つである國立故宮博物院にて特別ツアーも実施。同展を訪れた出展アーティストの一行は、中国の歴代皇帝たちが選び抜いた、文明の精華そのものと言えるコレクションの展示を、学芸員による専門的な解説で鑑賞。敷地内の故宮晶華にて開催記念パーティーも催されました。同会場では本展に参加いただいたアーティストに國立故宮博物院会員証が授与されるとともに、日台アーティストがそれぞれプレゼントを交換。台湾楽器の独奏に耳を傾けながら全員でテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」を合唱する一場面もあり、パーティーは盛況のうちに幕を閉じ、日台の交流をより一層深めることとなりました。