第四回「藝展―GEI-TEN―」
【国内展】京都 Kyoto 2024年11月1日~11月3日・11月5日~11月7日
主催:藝展実行委員会
運営:株式会社 クオリアート
協力:音羽山 清水寺
後援:京都府、京都市、京都市観光協会
《国内展》
日本のアーティストが多彩な表現で魅せた展覧会
会期:2024年11月1日(金)~11月3日(日)
2024年11月5日(火)~11月7日(木)
会場:音羽山 清水寺 圓通殿(京都)
2024(令和6)年11月1日(金)から11月3日(日)、11月5日(火)から11月7日(木)にかけて、ユネスコの世界文化遺産に登録されて30年となる清水寺の圓通殿にて、美術展覧会「第四回 藝展」を開催しました。
夏の暑さが和らぎ秋の澄んだ空気が吹き込む霜月。本展会場となった清水寺の圓通殿では、日本画、洋画、彫塑、陶芸、工芸、写真、書道などの全195作品(通期で)を展示し、多様な芸術表現を多くのご来場者にお楽しみいただきました。また今回、前・後期合わせて1,220名という歴代最高の来場者数を記録することが叶い、アンケートでも多くのお喜びの声を賜りました。
各ジャンルの作品に加え歴代の清水寺住職による貴重な書を特別展示させていただき、幕末期の勤王の僧で西郷隆盛とも懇意にした月照上人の流麗な作品をはじめ、「良慶さん」として大衆に慕われた昭和の名僧・大西良慶和上のダイナミックな書をお寺よりお借りして展示。また本展に多大なご協力を賜っている森清範貫主には、昨年の世相を表した「今年の漢字一字(2023年)」である《税》をご出展いただきました。
会場の圓通殿に隣接する洗心洞において実施した開催記念レセプションでは、まず藝展実行委員長で弊社代表取締役社長の櫛田英俊が挨拶。前期には、長年本展を見守り続けていただいている清水寺住職の森清範貫主にご登壇いただき、「“古典の日(11/1)”に歴史と文化がつまった清水寺に多くの人が参加して、藝展がますます盛んである」ことをお喜びいただきました。後期には、北法相宗の重要なご公務で欠席となった森清範貫主に代わって、清水寺の学芸顧問を務める坂井輝久様にご登壇いただき、清水の舞台における観音様への芸能の奉納の歴史などについてお話いただき、本展出展作が「どれもこれも斬新な作品ばかりで感心いたしました。」とお言葉を賜りました。
清水寺の神聖な境内において盛況を博して幕を閉じた本展は、2025年3月にウィーンのシェーンブルン宮殿へと巡回し、日本人アーティストの表現力の素晴らしさを伝えてまいります。