WORLD PEACE ART EXHIBITION 2025

【国内展】東京 Tokyo 2025年8月26日(火)~8月30日(土)
主催:I・P・A実行委員会 
運営:株式会社 クオリアート

戦後80年の節目に芸術が語る平和の願い
33年の歩みを刻む国内展を東京・千住で開催

2025年は、第二次世界大戦終結から80年という歴史的節目の年にあたります。戦争の記憶が風化しつつある現代において、芸術を通じて平和の尊さを改めて見つめ直す機会は、これまで以上に深い意味を持つものとなっています。そのような時代背景のもと歩みを続けてきた国際平和美術展は、本年で第33 回を迎えました。

東京・千住は、江戸時代に俳聖・松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へと出発した地であり、日光街道の宿場町としても栄えた歴史を持つ、文化と人の往来が交差する場所です。

現在もその面影を残す足立区有数のターミナル駅・北千住駅西口に直結する「シアター1010(センジュ)」のギャラリーを舞台に、「第33回 国際平和美術展」の国内展を開催しました。

会場には、日本画、洋画、彫塑・陶工芸、写真、書道など多岐にわたるジャンルの作品と平和への思いが込められたメッセージを展示。さらに、併設展として3つのテーマで展示を行ないました。

会期初日に実施したセレモニーには、国際平和美術会名誉顧問であり、元UNESCO日本政府代表部特命全権大使の木曽功顧問ならびにご令室にご臨席賜り、木曽顧問からは、「今の不安定な世界において、アーティストの皆様が届ける芸術の力が、さまざまな課題に光を当てる可能性を持っている」との芸術が果たす平和への役割について温かくも力強いメッセージを頂戴しました。その言葉は、出展者や関係者にとって大きな励みとなり、平和への思いを新たにすることができました。

シアター1010(センジュ)が入る千住ミルディス I番館(北千住マルイ)
地域の学生や子供達もご来場
展示作品を鑑賞される 国際平和美術会名誉顧問の木曽 功氏
開催記念セレモニーの様子
国際平和美術展の33年の歩みをダイジェスト動画で上映
併設展での展示パネルをご覧になるご来場者